みみのお悩み
当クリニックは多くの症状に
対応しています
耳の痛みは、耳の中など耳自体に症状が起こる場合と、耳以外の箇所から痛みが広がり、耳付近で痛みを感じる場合の2種類があります。
耳に痛みがある方や音が聞こえにくい方など耳のお悩みがある方は、早めにご相談ください。
---Point---こんな場合はご相談ください
みみのお悩み
- 耳が痛い
- 耳がかゆい
- 耳だれがある
- 聞こえにくい
- 耳鳴りが起きる
- 耳が詰まっている感じがする
- めまいがする
耳垢栓塞
耳垢で耳の穴が塞がってしまった状態のことを言います。耳の詰まった感じや、わずかに聞こえにくくなるなどの違和感が現れますが、こまめに耳の掃除をする人でも発症することがあります。軽度であればほとんど症状がありません。
外耳湿疹
外耳のかゆみが主な症状です。原因は「耳掃除のし過ぎ」が最も多いです。外耳の皮膚は刺激に弱く、傷つきやすいです。かゆい症状が出ると、さらに綿棒などでこすって掻き、余計に傷つけてしまいます。かゆい→掻いて傷をつける→かゆくなる、の悪循環になり、細菌が入ると外耳炎になります。
急性外耳炎
耳掃除や水泳が原因となります。耳を触ると痛みがあります。
治療は、抗生剤内服や軟膏、点耳薬を使用します。通常2、3日で治ります。耳掃除をよく行う方や、耳の中をひっかく癖のある方は、慢性化して、耳のかゆみがなかなか取れず、耳垢がたくさん溜まるようになってしまいます。
入浴は、耳の中を濡らさないように気を付けて入りましょう。
水泳は、痛みが治まるまで止めましょう。
急性中耳炎
症状としては、激しく耳が痛む、発熱、耳垂れが出る、耳が詰まった感じがするなどがあげられます。
子供の耳の痛みとして1番多いのがこの急性中耳炎ですが、まだ小さいお子さんだと痛みを保護者の方に伝える事ができないため、頻繁に耳を触る、熱が下がらないなどから分かることが多いです。
慢性中耳炎
鼓膜に穴があいてしまい、耳だれを繰り返します。それにより難聴となります。
あいてしまった穴をふさぐ治療を行いますが、手術となる場合もあります。
滲出性中耳炎
子供と高齢の方に多い中耳炎です。耳は痛くありませんが、耳が詰まった感じや軽い難聴があります。小さなお子さんの場合は、テレビの音が大きい、呼んでも反応がない等ありましたらご注意ください。
突発性難聴
ある日突然、片側の耳が聞こえなくなります。これは誰でも起こりえる症状で年間3万人~4万人が発症すると言われています。そして耳鳴りがある時にぐるぐる回るめまいを併発することもあります。めまいは繰り返さないことが多いです。
良性発作性頭位めまい症
振り向く、頭を上げる、寝返りなど頭の位置を変えた時に出現するめまいです。恐怖感や不安感、吐き気を伴うことがありますが、1分程安静にすることで治ることが多いです。理学療法をお勧めしています。
メニエール病
耳鳴りや耳の詰まった感じとともに突然起こる回転性のめまいで、めまいが激しい場合は吐き気や嘔吐を伴うこともあります。強いめまいは数十分から半日程度で治まりますが、耳鳴りや難聴はめまいを繰り返すうちに悪化する傾向があります。
耳下腺炎
耳下腺炎は、両側の耳の前にある耳下腺にウイルスや細菌が感染して起こる病気です。10歳までの子どもに多く発症し、人から人へとうつる可能性があります。耳下腺炎のなかでも、流行性耳下腺炎(別名:ムンプス、おたふく風邪)がよく知られています。主な症状は、耳の下の腫れや痛みです。また、まれに髄膜炎、睾丸炎、卵巣炎、膵炎などを合併することがあります。